早稲田実業中学校・高等学校英語部のスクラブル展示

早稲田実業中学・高校(早実)の文化祭「いなほ祭2014」で、英語部が英語を利用したゲームの展示をするというので、見学に行ってきました。
2014年10月11日(土)・12日(日)の2日間、10:00-16:00で開催中、最寄り駅はJR中央線国分寺駅です。

題材となっているゲームは、スクラブル(SCRABBLE)の他に、アップワーズ(UPWORDS)とモノポリー(MONOPOLY)でした。
アップワーズはスクラブルからアイデアを得ただろうゲームの一つですが、取り上げられるのは珍しい気がします。

2014いなほ祭英語部(1)

スクラブルのルールから考察まで、力の入った展示が見られましたが、まだ会期中ですので、ここで展示の写真を掲載するのは控えておきます。
若い世代でもゲームを楽しんでもらえるのが何よりです。


中国製チェスクロックの改造

競技スクラブルの必需品に対局時計(チェスクロック)があります。
これは持ち時間の管理に使われ、多くの公式ルールの場合、2人ゲームで双方の持ち時間25分、超過1分毎に自分のスコアから-10点、となります。

自分の手持ちチェスクロックは半ばアンティークの西ドイツ製(!)なんですが、今は貴重になったゼンマイ時計なので、静かな環境でのプレイだと音が大きめで気になります。
なので乾電池動作のものを探していたのですが、定番のCITIZEN製はアナログが絶版になったらしく、デジタルの「ザ・名人戦」しか手に入りません。
若干大らかなアナログがいいなあ、と思っていたところ、秋葉原の雑貨屋「あきばお~」で中国製の製品を発見
日本製の3分の1程度の値段にも惹かれて、早速入手しました。

ChessClockCN01

ところがこれ、買って分かったのですが致命的な欠陥がありました。
ゲーム中、相手の作った単語が辞書に載っているかチェックする「チャレンジ」の際など、両者の時計を止める必要があります。
そのため、チェスクロックは通常、ボタンを両方とも押し込まない状態(ニュートラル)では、両者の時計は動きません。
しかし、そこは中国製、何とニュートラル状態で両者共に針が動き続ける仕様でした。
安物買いの銭失いか、と思ったのですが、捨てるのも悔しいので分解。

ChessClockCN03

おや、以外に単純な構造。
スイッチが3端子で、直下の時計に対してPUSH-OFFの配線となっており、これだと確かにニュートラルでは双方押されずにONで両方の時計が動きます。
これはちょっと改造すれば何とかなりそう。

ChessClockCN04

というわけで改造後。
3端子スイッチから伸びる黒の配線を延長して反対の時計に繋がるよう変更し、さらに赤の配線の接続を変更して、PUSH-ONの配線とします。
これで、押し込んだのと反対の時計が動き、かつニュートラルではどちらもOFFで時計が止まることになります。

ともあれこれで望み通りの動作をするようになりました。
耐久性は使ってみないと分かりませんが、実戦投入してみたいと思います。